EPS軽量盛土工法に用いられる発泡スチロールブロックの前面にパネルが取り付けてあり、積み上げるだけで直壁を作ることができます。道路の新設・拡幅のほか、公園、駅のホームなど様々な用途に使えます。 ■特長 ・パネル付きですから、積み上げるだけで壁面が出来上がります。 (パネル設置のための支柱などは不要です。) ・軽量で人力による施工や、現場でのカットも可能です。 ・表面の塗装もできます。 ■構造 通常のEPSブロックに、工場で軽量モルタル製のパネルを取り付けてあります。パネルは内部に金網を入れて補強し、接着剤と溝(蟻継ぎ)でブロックと一体になっています。 ■特性 ■施工例:新幹線保守用斜路拡幅工事(滋賀県米原町) 新幹線と在来線に挟まれた狭く軟弱な地盤に、保守用の斜路を構築。1993年に完工、10年が経過していますが、経年変化は問題ありません。 *表面パネルは、現在のものとは多少異なります。 EPS(D-20)を約450立米使用、3.5m程度の直壁を構成 |